台湾医療チームとお仕事

 

今回は海外の医療チーム(台湾)の方とお仕事させていただいたので書いていこうと思います。

患者様の状態

患者様は日本に旅行中の男性。
旅行中に脳梗塞になり、右中等度麻痺。
さらに嚥下障害のため経鼻経管栄養をしている方で、経管栄養抜去防止のため両手にミトンをしていました。

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病院到着

病院へ到着し、受付へ。
病棟へは上がれなかったため看護師さんへ車椅子を預け待機。
待機している間にご家族と台湾の医療チームの方と合流。
私は全く海外の言葉がわからないので翻訳機を携えドキドキしていましたが、ご家族も台湾医療チームの方も日本語がある程度お話しでき理解もしていただけたので少し安心しました。

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海外へフライトするため、病院では病棟看護師から入念に引き継ぎをし、患者様の治療に支障が出ないよう情報共有を行いました。
そして車椅子へ患者様が乗って降りてきたところで、車へ向かい出発しました。
この方は吸引が必要であったため、時折車内で吸引しながら向かいました。
吸引しているのは台湾の看護師の方です。

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病院から成田空港までは少し時間がかかったこともあって
車内ではご家族様も患者様が退屈しないように向こうのバラエティを携帯で座席の隙間から映していました。
患者様を思う気持ちがその場面から垣間見えて微笑ましい気持ちになりました。

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成田空港到着

そうして成田空港へ到着。
成田空港ではご本人様も一緒にチェックインするため弊社の車椅子から空港の車椅子へ乗り換えて、そこでお別れしました。

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終始異国の地の言語が飛び交い、私自身こういったことは初めてだったので、戸惑った場面もありますが、無事に成田空港まで搬送することができ良かったです。
また、海外の方と接することができ貴重な体験をさせていただきました。
ご家族様は患者様に『台湾に帰れて嬉しいね』とおっしゃっていました。
異国の地で倒れ入院するということは、ご家族様・患者様にとって、とても不安になる出来事だったと思います。
ですが、ご家族様は不安な表情は見せず笑顔で優しく接してくださり救われる思いがしました。

ようやく帰国することができ患者様・ご家族様は心底安心したと思います。
そんな中で帰国する手段の一つとして弊社でお手伝いでき大変光栄です。
今後、患者様がご家族様の近く見知った場所で安心して暮らせるよう心より願っております。

 

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