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今回は東京都にある国立がん研究センター中央病院から、群馬県の公立富岡病院までの搬送のご依頼をいただきました。

元々は今回の搬送より少し前の日程でご依頼をいただいていましたが、搬送前に新型コロナウイルスに感染された影響で搬送が延期となっていました。

患者様は回復されましたが、今回は感染明けということで病院側とも相談の上、担当スタッフは感染防護服を着用しての対応となりました。

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国立がん研究センター中央病院にて

当日はいつも利用している入口とは違う場所からお迎えにあがりました。

患者様は常時酸素と点滴、時々吸引も必要な方でしたので、弊社看護師が同行しました。

ご挨拶をするとしっかりと返してくださり、想定していたよりもお元気そうで安心しました。

弊社ストレッチャーに移乗し、病棟看護師の方から申し送りを受け車両に乗り込みます。

お付き添いのご家族とも合流し、群馬県に向け出発しました。

車内にて

車内では通常の長距離搬送時同様、状態観察や酸素・点滴の管理を継続して行いました。

今回は常時酸素を使用されている方だったため、SpO2モニターは常に装着した状態とし持続的にモニタリングができるようにしました。

日頃から酸素を使用されている患者様はSpO2値を気にしている方が多く、ご自身で数値を確認することで気持ち的にも落ち着かれる、ということがよくあるようです。

今回の患者様も、モニターを装着するとご自身で数値をチェックする様子が見られました。

正常値や普段の自分の値、体調が悪い時の値などを把握しているからこそ、確認できると安心できますよね◎

群馬の病院までは約2時間ほど。患者様は眠って休まれていることが多かったですが、時折起きて水分をとりながらの移動となりました。

公立富岡総合病院到着

途中渋滞もありましたが、約2時間の車移動にて無事に目的地に到着しました。

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群馬に到着したことをお伝えすると、患者様もほっとしたような表情を見せてくださいました。

病院の方々が出迎えてくれ、引き継ぎをし搬送終了となりました。

転院

最後に

今回は感染症明けでの長時間車両搬送となりましたが、道中何事もなく到着でき本当に良かったと感じています。

弊社では長距離の車両搬送も多数経験がありますので、過去の投稿もぜひご覧ください。

この度は弊社にご依頼いただきありがとうございました。

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