ご家族からご依頼をいただき、青森県にご入院の患者様を千葉県の病院へ搬送いたしました。
今回の患者様は道中の医療行為を必要とする方だったため、全行程看護師が同行いたしました。
八戸市立市民病院から八戸駅へ
搬送当日の朝、患者様が入院されている八戸市立市民病院へお迎えにあがりました。
青森県の介護タクシー業者様にご協力いただきました!
まだまだ感染者数の多い新型コロナウイルスの影響で、病棟への直接のお迎えはできず、受付で患者様が降りて来られるのを待ちました。
患者様、ご家族様と合流しご挨拶。認知症の方でしたが、ご家族の顔を見ると嬉しそうな表情をされていました。
担当看護師より申し送りを受けた後、介護タクシーに乗車し八戸駅へと向かいます。
八戸駅にて
八戸駅へは時間に余裕を持って無事に到着しました。
八戸駅に到着すると、すでに数名の駅員の方々が待っていてくださいました。
今回の搬送にあたり青森県の介護タクシー業者を探していたところ、今回お世話になったフクロウ福祉タクシー様にお引き受けいただくことになりました。
フクロウ福祉タクシー様は弊社からの依頼後、駅のエレベーターにストレッチャーが入るか、入らなかった場合どうするか等を事前に八戸駅と打ち合わせをし、下調べをしてくださっていたとのことでした、、!
駅員の皆様もとても温かく協力的で、気持ちの良い対応をしていただきました。
フクロウ福祉タクシー様、ご協力ありがとうございました!
多目的室にて
皆様のご協力のおかげでスムーズに新幹線の多目的室に乗車。
多目的室内では、バイタルサイン測定や状態観察に加え、必要時には喀痰吸引も実施しました。
また、今回の患者様は臀部に褥瘡があり処置を継続していたため、適宜体位変換や除圧を行いながら過ごしました。
東京までの約3時間の道中も大きなトラブルや急変等なく、無事に東京駅に到着いたしました。
東京駅から市立柏病院へ
東京駅のホームでは、弊社救命士兼ドライバーのスタッフが待機してくれていました。
いつも通り布担架で安全にストレッチャーへ移乗し、車両へと向かいます。
駅構内は混雑していましたが、東京駅の方の案内で安全に移動が完了。ストレッチャーごと車両に乗り込み、目的地である柏病院へ向け出発しました。
柏病院までの道路は混雑しやすいポイントがいくつかあり、予定時間に到着できるか心配な点もありました。。。
しかし、幸い渋滞に巻き込まれることはなく、また予め弊社のドライバー陣と打ち合わせをすることでスケジュールに余裕を持たせていたこともあり、余裕を持って到着することができました。
今回搬送を担当した私はドライバー免許を持っていないため、さまざまな道を使った経験のあるドライバーのスタッフ達の助言はとても有り難く心強いです☺︎
柏病院では入口で病院スタッフの方々が出迎えてくださり、スムーズに病室までご案内いただけました。
患者様の引き継ぎが無事に終了すると、ご家族より「御社にお願いしてよかったです、本当に助かりました。」とのありがたいお言葉をいただきました。
大きなトラブルなく終えることができ、私共も安心いたしました。
最後に
搬送終了後、いつも通り今回の出発病院である八戸市立市民病院に終了の旨をご連絡しました。
「ご家族に、こんなに良い会社を探してくれてありがとうございますとお伝えしたんです。」
担当のソーシャルワーカーの方にそのようなお言葉をいただきました。
長距離搬送は当日担当するスタッフのみでなく、手続きの段階ではいろいろなスタッフが協力し合い、そこからご家族をはじめ各関係機関の方々にご協力いただくことで成り立っています。
搬送スタッフ個人として評価していただけることはもちろん嬉しいことで、それ以上にチームワークを評価いただけたことが私はとても嬉しかったです^^ご協力感謝いたします。
この度は弊社にご依頼いただきありがとうございました!