今回の患者様
身長:170cm
体重:72kg
年齢、性別:30歳代 男性
病名:呼吸器疾患
医療処置:酸素4リットル
意識:意思疎通可能
搬送事前打ち合わせ
今回は東京都から長野県の転院搬送です。
ドライバー、救急救命士、看護師の3名で対応いたしました。
医療処置を伴う長時間の搬送になるので、患者様の意識レベル低下やspo2値(酸素飽和度)低下がないよう、当日起こりうる注意点など共有し、搬送に向かいます。
出発地病院(国立がん研究センター中央病院)
搬送日当日は到着地の関係で午前10時30分に出発できるよう調整いたしました。
今回の搬送のお迎え場所は東京都中央区にある国立がん研究センター中央病院です。
本来は、ストレッチャーで搬送する予定でしたが、患者様が「座ったままの方が楽です」とのことで搬送機材はリクライニング車椅子を選定いたしました。
搬送中
患者様は搬送中、睡眠を取られていたり、ご家族と地元の話などをして、スタッフも楽しい時間を過ごさせていただきました。
定期的にバイタルサインなど測ったり、容態観察を行いながら安全に搬送していきます。
今回は酸素管理を行いながらの搬送となったため、モニターで酸素飽和度を継続的に観察しながら移動しました。
ドライバーも振動等が出ないよう丁寧な運転を行なっております。
今回は長時間の搬送だったため、高速のパーキングエリアで2回ほど休憩を取りました。
到着地病院
東京を10時30分に出発し、長野県上田市にある信州上田医療センターに14時30分ごろ到着いたしました。
無事、到着地の病院に着き患者様もご家族様も安心してくださいました。
病棟内の看護師の方に引き継ぎをして搬送終了です。
最後に
いつも弊社のブログ見てくださっている方々、誠にありがとうございます。
弊社は新幹線や飛行機を使った長距離搬送を強みとしていますが、患者様、ご家族様のご希望に合わせて、様々な搬送に対応できるようスタッフ一同、日々情報を共有し訓練しています。
何か、お困りのことがあればお気軽にご相談していただければと思います。
今後とも、パス救急サービスをよろしくお願い致します。