栃木県のリハビリテーション翼の舎病院から沖縄の豊見城中央病院までの搬送を行いました。
患者様80歳の女性、栃木県で旅行中にクモ膜下出血を発症し栃木県の病院に入院していました。多少の認知症はありましたがとても元気な方でした。
ご自宅のある沖縄までのご移動です。
ミスのないよう、事前にしっかりと打ち合わせを行います。
栃木県の病院から羽田空港
病院のロビーで患者様とご挨拶。とても元気に挨拶を返してくださいました。
羽田空港までは弊社の車両を使い移動します。
移動中は早朝ということもあり睡眠をとられていました。
羽田空港に到着し、制限区域内に入るための手続きを行います。
制限区域内まで案内してくださる係員の方が来るまでの待機中、患者様はお腹が空いたと訴えていましたが少し嚥下障害があるため固形物はあげられません。ご家族様に説明され納得していました。
制限区域内では普段入ることができない場所ということもあり少し緊張されているご様子でした。
空港係員の方にお手伝いしていただき、無事飛行機に乗ることができました。
那覇空港へ向け出発
飛行機内では事前に準備していただいたベッドで沖縄まで移動します。
飛行中はトラブルなく過ごすことができました。
那覇空港到着
那覇空港に到着し外を見ると雲ひとつない快晴でした。
患者様に沖縄についたことを伝えるととても嬉しそうな表情をしていました。
制限区域内で豊見城中央病院の救急車に乗るため外に出ると冬とは思えないほどの気温の高さに驚きました。救急車に乗るまで那覇空港の係員の方にサポートしていただき無事救急車に乗ることができました。
那覇空港から豊見城中央病院へ
病院の救急車の中では長旅の疲れか落ち着いて睡眠をとられていました。もう少しで病院につきますという呼びかけにも手をあげて答えてくださいました。
病院に到着すると旦那様やご家族の方々がお出迎えしてくださいました。
病室までお連れし挨拶をさせていただいたところ、本当にありがとう。また沖縄に遊びにおいで!と言っていただきとても嬉しかったです。
旅行先での出来事でご自宅があり、旦那様やご家族の待つ沖縄に帰れるかどうかご不安だったと思います。そんな中親切にご対応いただきありがとうございました。
今後はご家族の方々や旦那様のそばで穏やかに療養できることを願っております。