今回は東京品川病院から札幌禎心会病院まで飛行機を使用しての搬送になります。
患者様は頸椎損傷にて加療中で医療行為などは特にありませんでした。頸椎損傷のため首から下の感覚がなく腰のあたりに褥瘡があるため適時体位変換が必要になります。
東京品川病院〜羽田空港
病室にお迎えに上がるとテレビを見ていました。
おはようございます。と挨拶をすると、おはようございます、今日はよろしくお願いいたします。と元気に挨拶を返してくださいました。
ストレッチャーに移乗し出発の準備を整えます。
出発の際看護師の方々から見送っていただきいよいよ出発です。
車内
車内では両肩の痛みを訴えていたので適時体位変換を実施しました。
痛みは少し和らいだとおっしゃっていましたが時々痛そうな表情をしていたのでその都度肘の位置を変えたりなど工夫をしながら車内の時間を過ごしました。
羽田空港〜フライト
羽田空港に到着し制限区域から飛行機に乗り込みます。
当日は天候が悪かったため飛行機の到着が遅れ搭乗が遅れましたが無事飛行機内に乗り込むことができました。患者様は初めての経験で驚かれていましたが無事搭乗することができてホッとした表情を浮かべていました。
機内では
車両で羽田空港に向かっている時に両肩の痛みを訴えていたので注意して見ていましたが、ブランケットなどを使い痛みを軽減することができました。
その後は疲れが出たのか睡眠を取られていました。
新千歳空港〜札幌禎心会病院
新千歳空港から札幌禎心会病院までは現地の介護タクシーを使用して病院に向かいます。
飛行機を降りてからは長旅の疲れがドッと出たのか睡眠を取られていました。
病院に到着し看護師さんに引き継いだ後、患者様、ご家族様にご挨拶すると本当に喜んでいる様子でこちらも嬉しい気持ちになりました。
故郷である北海道でご家族様と素敵な時間を過ごしてほしいと思います。