①搬送内容
身長:160cm
体重:60kg
年齢、性別:94歳、女性
病名:消化器疾患、膝関節症
医療処置:なし
搬送機材:ストレッチャー
意識:コミュニケーションは取れる。
②搬送事前打ち合わせ
今回は愛知県名古屋市から東京都新宿区まで新幹線を使用した長距離搬送です。
普段の長距離搬送は弊社のスタッフ1名で対応させていただくことが多いですが、今回の患者様は骨格の関係から骨折をしやすいとのことで、安全に搬送するため弊社の救急救命士2名で対応させていただきました。
患者様をより安全に移乗するため、スクープストレッチャーというものを使用し、確実に移乗ができるよう打ち合わせを行なってから搬送に向かいます。
③出発地→名古屋駅
名古屋市ご自宅に向かい、名古屋駅までの車両、ドライバーを用意していただいた現地の介護タクシー様と合流しました。
今回ご依頼したのはいつもお世話になっている走介ライフサポート様です。
ご家族様に挨拶を行い、患者様と接触しました。
弊社のスクープストレッチャーを使用し走介ライフサポート様のストレッチャーにトラブルなく移乗を行いました。
車両に乗り込み、名古屋駅に出発です。
④名古屋駅→新幹線乗車
名古屋駅に到着し、駅員の案内がくるまで待機します。
いつも新幹線乗車前の30分前には駅に到着できるようスケージュールを組んでおります。
搬送当日は雪が降っていたため患者様が冷えないよう毛布等で保温します。
新幹線乗車までの時間近づき、駅員の案内でホームまで向かいます。
新幹線が到着し、スクープストレッチャーを使用し、新幹線内の多目的室まで移乗を行います。
⑤新幹線内
新幹線内は寝たまま搬送することが可能です。定期的にバイタルサインなどを測り、緊急時に備えます。
オムツ交換を伴う患者様は多目的室内で実施することが可能です。
患者様は新幹線内で「快適です」と言ってくださり、入眠されている時間が多かったです。
写真の様子は弊社救命士が新幹線多目的室内において血圧測定を行なっているところです。
⑥新幹線降車→東京都新宿区
東京駅到着予定時間の10分前ぐらいから降車の準備をします。
東京駅に着いたらで弊社のドライバーがストレッチャーを持って待機しています。
新幹線多目的室からストレッチャーまで移乗を行います。
その後、業務用通路を通り、弊社の車両まで向かいます。
車両に乗り込み、安全運転で東京都新宿区の施設まで向かいます。
2枚の写真はストレッチャーで新幹線ホーム内を移動している写真と東京駅丸の内南口から外に出て車両に移動している写真です。東京駅は人が多いため注意しながら移動します。
⑦到着地
無事、到着地に着き施設のベッドに移乗を行い搬送終了です。
患者様もご家族様も長旅お疲れ様でした!
⑧最後に
弊社の長距離搬送は、看護師or救急救命士の1人が対応させていただくことが多いです。
しかし、ご依頼者のご希望に合わせてスタッフの増員も可能です。
いつ搬送が入っても柔軟に対応させていただきます。
搬送のご相談等があればお気軽にご連絡していただければと思います。