今回の搬送は、弊社の救急救命士1名と東京都の病院の医療チームと一緒に対応しました。今回の患者様は私も初めて聞いたIMPELLA(補助循環用)と呼ばれるポンプカテーテルを使用した状態でシリンジポンプ2つにその他医療行為がある女性の方でした。
岡山駅から新幹線で東京駅へ
いつもは病院付近に前泊し病院へお迎えに向かい到着地まで同行しますが、今回は岡山県の病院が救急車を出してくれるとのことで岡山駅から引き継いで東京都の病院まで行く行程になったので当日岡山駅へ向かうことになりました。搬送日当日は、東京都の医療チームが朝7時の新幹線に乗車して岡山駅へ向かうとの事でしたので、眠たい目を擦りながら酸素ボンベ1500Lを持参して同じ新幹線に乗車しました。岡山駅へ到着し岡山の医療チームとの待ち合わせ場所に向かいました。岡山の医療チームと合流し引き継ぎを受けます。岡山の病院から救急車で来るとの話だったので普通の救急車で来るのだろうと思っていましたが、普通の救急車よりも立派な救急車で来られていたのでびっくりしました。なかなか見ることの出来ない救急車なので嬉しかったです。引き継ぎが終わり、ここで岡山の医療チームとはお別れです。その後、駅員さんの案内で出発ホームへ向かいました。新幹線乗車までの間に全員で流れを確認し待機をしました。乗車予定の新幹線が到着し東京の医療チームと共に多目的室内の準備を行い患者様を多目的室内へ移乗しました。医療機材のコード等が沢山ありましたが、とてもスムーズに移乗することができ特に問題なく新幹線が出発しました。新幹線内では、ご家族様が多目的室に入り僕は東京の医療チームと共に指定席にて待機しました。
東京駅から民間救急車で新宿の病院へ
定刻通りに東京駅に到着し、ストレッチャーを持参して待機していた弊社のスタッフ数人と合流し移乗の準備を行いました。医療機材のコード等を整理して全員で弊社のストレッチャーへ移乗しました。移乗後は車両まで移動して病院へ向かいます。当初の予定では弊社のスタッフ2名で迎えに来る予定でしたが、予定よりも3人多くスタッフが迎えに来ていたので驚きました。当社スタッフ、東京の医療チームで一丸となり移乗。予定よりも人手が多くなったことで大変スムーズに移乗が完了して大助かりです。その後当社の民間救急車へ移動。特に問題なく、目的地の病院へ到着しすぐに治療室へ移動しベッドへ移乗しました。今回の搬送は弊社スタッフ、岡山と東京の医療チームの事前打ち合わせ等入念な連絡の甲斐あってうまく連携を取ることができなんの問題もなく搬送が終了できホッとしました。
大変な搬送でしたが関わってくださった方々皆さんありがとうございました!