精神疾患患者様を長崎大学病院〜茨城結城病院まで航空機を使った搬送
精神疾患を患っており、家族だけでは搬送が不安
慣れた搬送フタッフの付き添いを希望
医療処置
患者:女性
身長:159cm
体重:45kg
病名:クロイツフェルトヤコブ 昨日からリスペリドン液傾眠 ミオクローヌスも出ている 小さい音に拒絶反応
個室で過ごされている
おとといの夜BaーT入れてから落ち着いている 便はオムツ内失禁
コミュニケーションとれるときと取れない時あり
歩行できるが車椅子介助
坐位時間:ベッド上が基本
食事:常食 時間がかかる 好き嫌いあり
精神状況:体に触られたり、入ってくるのを拒否興奮、暴力行為はない 力無い
薬の拒否なし
搬送前打ち合わせ
看護師が事前訪問し、患者様の容態確認と、担当医師様と搬送について情報交換を行います。
医療処置や注意点の共有を十分に行い、搬送をイメージします
患者様はギャッチアップ可能なため、費用を抑えるため一般搭乗+エキストラシートでの搬送を選択しました
ANAホームページより(写真掲載)
エキストラシートは座席を1席余分に予約し、水平飛行中に横になれるよう、手配するもので、長時間の座位が困難な方に対応できるシステムです。
搬送時、万一急変の場合救急搬送を確認
搬送時、万一急変の場合は近くの救命センターへ搬送する事を医師と家族と共有します。
長崎大学病院〜長崎空港
病院から長崎空港まで民間救急車両のリクライニング車椅子にて搬送
チェックイン手続き後、一般搭乗口からリクライニング車椅子で搭乗します。
リクライニング車椅子で航空機へ
航空機へは専用の車椅子を使って一般と同じ入り口から搭乗します
看護師が同行して患者を一般座席(エコノミー)に移乗
離発着時は座位を維持しなければならないので、看護師が管理します
羽田空港〜茨城結城病院まで
車両 羽田空港一般出口でストレッチャー待機
出口にて車両ストレッチャーへ患者を移乗
民間救急車両にて茨城結城病院まで搬送し終了
参考搬送費用
病院〜長崎空港〜羽田空港〜病院 「航空機利用搬送」
航空機エキストラシート費用 13,000
ストレッチャー搬送費(車両含む)
中介助費
搬送看護師費
手数料
合計290,000円
※航空機チケット代金除く
※費用は車両移動距離、介助の量によって変わります。搬送のご相談はお問い合わせください。