東京品川病院〜九州医療センター 新幹線搬送

民間救急

今回は東京の品川病院から福岡の九州医療センターへの搬送です。

飛行機を使って羽田空港から福岡空港を使い搬送しました。今回の患者様は胸腰椎の圧迫骨折の患者様でした。

背中の痛みが強く、長時間の座位が厳しいとのことで寝たきりでの搬送です。

東京品川病院にて

当日病室にお迎えに上がると看護師さんと楽しそうにお話しされている患者様の姿がありました。

看護さんに引き継ごを受けると今日は比較的体調が良いとのことでひと安心です。

ご家族様と患者様、病院のスタッフさんたちにご挨拶を済ませて病室を後にします。

患者様を車に乗せ、出発しようとすると担当のソーシャルワーカーさんがわざわざ駐車場にお見送りに。

手を振ってるソーシャルワーカーさんに嬉しそうに手を振ってらっしゃいました。

いろいろな方々に見送られながら羽田空港に向け出発です!

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弊社民間救急車で羽田空港へ

病院から羽田空港までは車で約30分ほどです。

車内でもバイタルは安定していました。また、患者様は左に体を向けると気分が悪くなり吐いてしまうとの情報がありました。ですが、ドライバーの運転に患者様も満足していただいたようで「運転上手で全然気持ち悪くならないです〜」と言っていただけてドライバーも僕も安心、、、

羽田空港に到着するまで博多の美味しい食べ物などを教えてもらい、搬送の帰りに食べるおすすめのものを一緒に考えてもらいました!

そんな話をしているうちに羽田空港に到着。今回は制限区域と呼ばれるエリアまで入り滑走路内の飛行機の真横まで車をつけることになっています。ご家族様と一緒にストレッチャーの設置手続き、制限区域立入手続きをしに行き、その後すぐに制限区域内へ。

患者様もご家族様も滑走路の中を車で走るなんて初めてのことで大変楽しそうにされていました。

近くで見る飛行機の迫力に興奮されており、こちらまで嬉しくなってしまいました。

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飛行機で福岡空港へ

飛行機の横まで到着すると、航空会社さんが用意してくださったリフト車でストレッチャーごと飛行機と同じ高さまで上がり、スクープストレッチャーに移して寝たまま飛行機内のベッドまで移動します。

患者様がベッドに移動した後に一般のお客様が入ってこられます。そしてすぐに飛行機が離陸。

ここでドライバーとはお別れです。。ドライバーとお別れするのが寂しかったそうでたくさんお礼を言ってくださり「もう帰っちゃうの、、、」とおっしゃっておりました。

飛行機の中では入眠されており、ゆっくりできたようです!起こさないようにバイタルを測るも変化なく安定しています。

飛行機内ではご家族様とたくさんおしゃべりができて楽しい時間となりました!!

福岡空港に到着すると羽田空港の時と同じく、飛行機の横まで介護タクシーの方が来てくださりリフト車で下まで降りて寝たまま車に乗ることができました。

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介護タクシーで九州医療センターへ

現地の介護タクシーは博多の搬送の時はいつもお願いしている大ベテランの方にお願いしました!

介護タクシーの方のお手伝いもあり、スムーズに空港を出発できました。

空港からは20分ほどで到着する予定です。車内でもバイタルは異常なく、お元気でずっとお話ししていました。

短時間の移動なのでお話ししているとすぐに到着。

病院のベッドに看護師さんと一緒に移乗して、ご挨拶をして搬送終了でした。

ご挨拶の時も患者様がお礼の言葉をたくさんくださり、何度聞いても大きなやりがいを感じます。

これからもいろいろな方のお力になれるよう日々精進していきます。

このようなご家族様の大きなイベントに関わることができ、また、弊社に依頼してくださり大変光栄でした。

ご家族の近くで患者様が静養できますことを祈っております。

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帰りは患者様、ご家族様、介護タクシーさんのおすすめのご飯を食べました。

とても美味しかったです、、、

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