「イムス板橋病院〜函館湯の川施設」新幹線はやぶさ多目的室を使った搬送
状況:生活保護
患者様:女性
身長: 約150㎝
体重:47㎏
くも膜下出血の影響で、見当識障害・注意障害・失語・左半側無視等の症状あり。左上下肢の完全麻痺あり
意識:はい・いいえなどの簡単な質問に返答可能 オープンな質問には返答不可。ナースコールが押せない。
ADL:全介助
移乗:全介助
座位保持:リクライニング車椅子必須で3時間程度可能
食事:全粥・副食は朝昼のみ
排泄:オムツ内失禁(搬送中のオムツ交換用のオムツは出発地病院で確保)
医療処置:なし
患者様は東京でお一人暮らし、ご親戚の住む函館で今後は看病しながら新生活を送るため搬送となりました。
患者様はほぼ寝たきり、ストレッチャー必須、看護師付添いでの搬送となります。
搬送前打ち合わせ
依頼者:ソーシャルワーカー様 生活福祉課担当者様
担当医師様と搬送について情報交換を行います。
体力がないため、容態管理、医療処置や注意点の共有を十分に行い、搬送をイメージします
病院〜東京駅
出発病院から東京駅まで民間救急車両、ストレッチャーにて搬送
外気を避け、新幹線到着時間まで車両で待機。
ストレッチャーから新幹線多目的室への移乗
寝たきりのまま新幹線多目的室
多目的室内では看護師が常時付き添い患者様を見守り、定期的なバイタル測定で容態管理を行います
新函館北斗駅〜施設まで
新函館北斗駅新幹線ホームでストレッチャー待機
新幹線到着後、多目的室からストレッチャーへ患者を移乗
民間救急車両にてご自宅まで搬送し終了
参考搬送費用
「イムス板橋病院〜函館湯の川施設」 「新幹線はやぶさ利用搬送」
ストレッチャー搬送費(車両含む)
新幹線ホーム内介助費
搬送看護師費
手数料
合計290,000円
※新幹線チケット代金除く
搬送費用は生活福祉課が負担
※費用は車両移動距離、介助の量によって変わります。搬送のご相談はお問い合わせください。