今回の搬送は新幹線を使用し青森県八戸市までの搬送でした。
患者様はコミュニケーションは取れますが立ったり座ったりすることはできないため寝たきりで搬送しました。
また、SPo2が90を下回る時もあるため注意して搬送する必要がりました。
江戸川区ご自宅〜東京駅
ご自宅に着くとご家族様がお出迎えしてくださり患者様のお部屋まで案内してくださりました。
患者様はお布団に側臥位で寝ており、弊社の救命士2名で布担架で玄関のストレッチャーまで移動しました。
ストレッチャーに乗せてご家族様の準備が整ったら出発です。
道中、訪問看護師さんが書いてくださっていたバイタルサインの推移や行った処置等を見せていただいたり最近の患者様の状態をお聞きしたりしました。
現在は酸素の使用はありませんが、道中必要になるかもしれないとのことから酸素も準備して八戸まで向かうことになりました。
そんな話をしているとすぐに東京駅に到着です。
東京駅〜八戸駅
東京駅に着くと、体が不自由な方のための待合室で待機します。しかしこの日は道がいつもより混雑していて待合室での待機時間はほぼありませんでした。
そ待合室につきホームまで誘導してくださる係員さんをお呼びし新幹線まで向かいます。そしてストレッチャーのままホームまで上がり、新幹線を待ちます。
新幹線が到着し新幹線の多目的室までもトラブルなく入ることができ、無事に八戸に向け出発です。
ここまでSpO2は95%以上をキープしており、酸素の使用はありませんでした。
ご自宅→車両→新幹線と度重なる移動で疲れてしまい下がるかも、、、と考えておりましたが問題なく元気なようでご家族様も私もひとまず安心です。
1時間に一回目安で測っていたバイタルも概ね問題なしです。たまにご家族様に多目的室に来てもらい患者様とお話してもらったりしているとあっという間に八戸駅に到着です。
八戸駅〜八戸市民病院
八戸駅で現地の介護タクシーさんと合流し到着地まで向かいます。
八戸は患者様の故郷だそうで久しぶりの八戸駅に少し気持ちが高揚しているようでした。
普段八戸駅は雪が積もったりはしないそうなのですが今年は大豪雪であたり一面雪だらけでした。
そんな雪の中介護タクシーさんの車両に乗り込み八戸市民病院まで出発です。
介護タクシーさんの車両の中あったかく、移動の疲れもあったのかずっと寝ておられました。
八戸市民病院に到着するとホッとした表情をしており無事到着できたことを喜んでくださいました。
他のご家族様も病院に集まってくださっており、久しぶりの再会で笑顔が溢れていました。
患者様からもご家族様からも熱い感謝のお言葉をいただき大変やりがいを感じる搬送でした。
この度は弊社にご依頼いただきありがとうございました!